Z80

カセットテープインターフェース、ハードはほぼ完成

2011年12月9日

カセットテープへの保存と読み出しのための回路は、ほぼ完成した。

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手持ちのICだけで組み立てることにしたため、色々と変な作りになっている。このパチパチマイコンの今後の拡張はそれほどないと判断して、I/Oアドレスをほぼ占有している。手元にある74HC00と74HC10だけで組み立てると、こうなった。

レコーダーへの出力部分には、NANDゲートで組んだラッチが一つ入っている。このラッチの保存値を、I/OアドレスのA6とA7で、操作する。/RDを使っているので、出力の際のアセンブラーコードも、"IN A,40"もしくは"IN A,80"を使うことになる。

レコーダーからの入力部分は、先の記事のとおりLM380Nで処理し、74HC10の入力につなげた。良く考えれば、ここらあたりの回路にシュミットトリガーを使う必要はなさそうである。NANDゲートの出力にダイオードを一つ入れているが、これはオープンドレインのように使いたいためで、3ステートの石が手元になかったために、このような設計になった。アセンブラーコードは、"IN A,FF"を使う。

この設計の結果、今後、入力用のI/OアドレスはC0-FFだけ、データラインはD1-D7だけが空いていることになる。このマイコンに入力のための機能を追加するとすれば、キー入力の読み取りぐらいだから、これでも問題ないだろう。出力の方はカセットテープインターフェースではまったく使っていないので、丸々空いている。

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