プログラミング

WSHでWin32APIを呼び出す-その14

2005年11月19日

参考:SFC mini
(←戻る)

 いままでWin32APIの呼び出しに、DynaWrapを用いていた。DynaWrapの再配布の条件などを知るために色々な方に質問してみたが、このツールのライセンスがどうなっているかよく分からない。制作者の方とも連絡が付かないそうである。DynaWrapを改変した物をWeb上に見かけるが、以上の理由からそういった改変や再配布が合法的なのかどうかよく分からない状況である。
 そこで、DynaWrapから脱却することにした。Win32APIを呼び出す方法としては他に、VBなどでActiveXを作り、それを経由して行う方法が一般的なので、それをここでも用いることにした。
 vbscript を書く度にActiveXをコンパイルし直すのではSFCをツールとして制作している意味がないので、殆ど全てのWin32APIを含むActiveXをVB.NETを用いて作成することにした。出来たDLLのサイズは約500kbで、実用の範囲内に収まった。SFC自体の使用方法は以前と殆ど変わらず、上手くアップグレードできたと思う。この時点での最新バージョンは、ver 0.3.0.2(.NET frameworkが必要)。ちなみに、DynaWrapを用いたものの最終バージョンは、ver 0.2.0 であり、こちらはDynaWrapが要る代りに.NETは必要ない。

(SFC ver 0.3.0.2 はこちらから)

(SFC ver 0.2.0 はこちらから)

2005-12-08追記
 ver 0.3.0.2 は初期バージョンで、文字列の操作に不具合在り。 ver 0.3.1で修正されている。あと、ver 0.3.1は、ヘルプファイルも梱包。
(SFC ver 0.3.1 はこちらから)

(続く)

コメント

コメントはありません

コメント送信