電子ブロック工房:2019年 04月の記事

MachiKaniaでクラスを使う [MachiKania]

2019年4月5日

MachiKania ver 1.2に於いて、使用しているBASICコンパイラーがオブジェクト指向に対応しました。MachiKaniaではこれまで、黎明期のパソコンで使われた行番号形式のBASICから、構造化プログラミングに対応したBASICまでを扱ってきました。これらのプログラミング形式に加えて、今後はオブジェクト指向プログラミングが出来るようになります。

さて、MachiKaniaのユーザーの皆様の中には、オブジェクト指向プログラミングに対してなじみが無いという方もいらっしゃると思います。この記事では、オブジェクト指向プログラミングとは何かに付いては置いておいて、この新しい機能を使うとMachiKaniaがどんな風に便利になるのかについて、紹介したいと思います。オブジェクト指向プログラミングになじみが深い方々も、MachiKania BASICではそれをどの様に扱うのか、参考にして頂けたらと思います。

MachiKaniaで採用しているオブジェクト指向プログラミングは、クラスベースと呼ばれるものです。従って、この新しい機能を使うには、クラスをどの様に使うかという理解が必要です。ここで、オブジェクト指向プログラミングになじみのない方は、「クラスをどの様に使うか」と言われてもと思うかも知れませんが、とにかく「クラス」なる物があって、それをどう使うのかが大事だということだけ理解しておいて下さい。