プログラミング入門

プログラミング入門

2008年3月4日

次は、こんな感じ。
namae="名前"
msgbox "私の名前は"+namae+"です"

ここで、namaeというもの(変数)に自分の名前を入れられることを教える。メッセージボックスで表示するときに、足し算すればよいことも同時に教える。

なぜわざわざ変数に入れる必要があるのか?次のような例を示す。

namae="名前"
msgbox "私の名前は"+namae+"です"
msgbox namae+"が私の名前です"

一度namaeという変数に入れておけば、何回でも使えるわけだ。続けて、

namae="名前"
msgbox "私の名前は"+namae+"です"
namae="父の名"
msgbox "お父さんの名前は"+namae+"です"

のようにすれば、一度代入した値に、別の値を入れ直すことができることがわかるだろう。

つづけて、

namae=inputbox("あなたの名前は?")
msgbox "こんにちは"+namae+"さん"

をもちい、inputboxによる入力を教える。ここまでくれば、

入力→処理→出力

という、コンピューターの基本を感じることができるだろう。ここまでは電卓と同じである。なので、電卓をエミュレートしてみる。

a=inputbox("値を一つ入力してください")
b=inputbox("値をもう一つ入力してください")
c=a+b
msgbox a+"+"+b+"="+c

こうしたいところだが、このプログラムはうまく働かない。123+456=123456という値を返す。つまり、aとbが文字列として入力されてしまう。どうしたものか。正しく機能させるには、

a=inputbox("値を一つ入力してください")
b=inputbox("値をもう一つ入力してください")
c=cdbl(a)+cdbl(b)
msgbox a+"+"+b+"="+cstr(c)

としなければならない。電卓のエミュレーションは後回しだ。当分の間、文字列だけを扱ったほうがよさそう。

余談だが、次のスクリプト
if 1="01" then msgbox "OK1"
if "01"=1 then msgbox "OK2"
if "01"="1" then msgbox "OK3"
if "1"="01" then msgbox "OK4"
は、OK1とOK2を返す。文字列と数値を条件式で比較した場合、数値として比較されるようだ。

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